お悩み解決「リフォーム」
築後30年以上経った2階建てコンクリート住宅は、約60坪の建坪にもかかわらず暗く寒い、使い勝手が悪い間取りでした。今回は既設のRC住宅をリノベーションし、間取りの狭さを補うため木造鉄骨(PW工法)の増築をして混構造にしました。各部屋への採光と、断熱性、混構造の地震に対する安全性を最優先に、耐震・免震にも気を配り、RCと木造が接する部分にはエキスパンシヨンジョイント施工した大規模リフォームでした。
- 外観のタイルは、ヨーロッパに長年伝わる技法でつくられた本物のスライスレンガをつかい、他の壁は自然素材の風合いを出した塗壁で仕上げました。
柔らかく気品に満ちた作品になりました。
- 玄関ホールは、高齢化時代を見据えて敷居と土間の段差をほとんどなくしました。
- 玄関ホール正面の壁にニッチと側面の壁にガラスブロックを施工して暗さを解消しました。
- 採光が入らなかったLDKに2つにトップライトを設けることで通風と採光を確保することが出来ました。
- 高い位置にある窓は雨が降ると感知して自動で閉まる電動式。
- キッチンも明るい木目調にして、収納力が高いシステム収納にしました。
料理を作っているときも、庭の風景を楽しめるように設計しています。
- 四季を楽しむ中庭。季節を感じられるように設計しています。
- 外観のイメージを忘れてしまうほど、床の間や仏間を設けた、木の香り漂う本格的な和室。本間づくりの10畳の和室はご主人もお気に入り。
- 浴室のユニットバスには魔法瓶浴槽を使うなど寒さ対策に配慮。
Reform Data
- 建物 一戸建て
- 築年数 30年
- 家族構成 2人
- 改装場所 既存鉄筋コンクリート+木造増築 全面改装