中古マンションをミッドセンチュリースタイルにリフォーム
「あえて古いマンションを購入して好みのスタイルにつくりかえたい」ということでホームランドにご依頼いただきました。 そこでマンション購入の段階からお手伝いさせていただきました。 お話をおうかがいすると「イメージは1950~‘60年代のアメリカ。好きなブルースが似合う家」 「使い込まれて味が出たような雰囲気」、「好きな家具の配置を楽しみたい。だからLDKは広く」 ・・・などなど。新しい住まいに対するイメージやご希望がでてきました。
私たちが中古マンションの下見に立ちあわせていただくときには立地や日当たりの良さ、定期的な保守管理がされていることなど不動産を購入する上で大切な要 素をチェックすることと同時に、リフォーム工事をするときに目に見えないところに多くの費用がかかりすぎないか?マンション特有の制約がリフォーム工事に 与える影響があるか?というようにご希望のリフォーム内容と工事費用、そして建物価格というように全体的なバランスを見ていきます。
すでに大きな改装がなされていたために間取りを大きく扱わなくてもよさそうでした。その分の費用を内装材やキッチンなどの見える部分に充てることができました。
和室とリビングの間には上吊レールタイプの引戸で間仕切り。
ダイニングはお気に入りのアンティークペンダントライト、リビングは硝子シェードのペンダントランプ。 夜になるとムードが出るそうです。
自然光がふりそそぐあかるい室内。それぞれの窓にはインナーサッシを取りつけました。 インナーサッシは防音、断熱に効果があるだけでなくフレームの色を内装材と近いものを選ぶことでインテリア性もアップします。
キッチン前の壁を取り払うことでダイニングへの視界がひろがりました。
キッチン前の腰壁にはブラウンの濃淡のモザイクタイルをあしらいました。
ひし形の明り採り窓と真鍮製のドアノブでレトロ感を演出。
浴室はTOTOリモデルバスルームを使いましたが、リフォーム前より10cm広くすることが出来ました。
トイレのような小空間は思い切った色使いでドラマチックに。